良い点 クリームファンデーションは、適度な油分感があり、しっとりと潤いのある自然な仕上がりです。そのため、時間が経つにつれ少し浮いた感じはありましたが、ひび割れることはありませんでした。カバー力は良くない方ですが、塗るとツヤが出て肌が良く見えます。持続力は中程度で、ダーク化もありませんでした。ピンク味のベージュなので、手のようなところに塗ると赤く見えて、どう塗ればいいのか分からないのですが、実際に肌に乗せると黄味を補正してくれて白く見えます。私の蒼白で黄色みのある肌には良い色合いでした。私は吹き出物肌なので、大きな吹き出物の周りにはよく角質が立ち上がり、メイクが気に入らない時がありますが、この製品はほかのクッションやファンデーションよりもそういった点が少なかったです。冬に使うのがいいと思います。使った後も吹き出物ができませんでした。
コンシーラーの場合は、ダークサークル用のカラーが適切だと思います。ピンク味があり、しっかりとした質感です。ただし、そこまでしっとりとしているわけではありません。ほかのコンシーラー(例えばクリオのキルカバーポットタイプ)と大差ありません。目の下に塗っても、時間が経つと浮いてきます。
悪い点 角質の目立ちは少なくなったものの、完全に解消されたわけではありません。特に鼻の部分は角質ができやすく、それらまでカバーできていないようです。そのため、角質が非常に目立つと感じられる方は避けた方がよいかもしれません。保湿クリームと混ぜて使えば、その現象は少し改善されます。
また、しっとりとした質感ながら、ある程度の油分感もあり、時間が経つと油が浮き上がってくるタイプなので、脂性肌の方には持続力が弱く感じられるかもしれません。私は混合肌~脂性肌寄りの肌質ですが、夏はT-zoneが脂性~中性、U-zoneが中性~乾燥肌程度ですが、冬はT-zoneが脂性~中性、U-zoneが中性~乾燥肌程度になります。私には冬に適していますが、通年を通して油分が多い方は持続力が弱いと感じられるかもしれませんし、油と絡んでダーク化が生じる可能性もあります。
乾燥肌の方は、しっかりとベースメイクを整えてから使えば問題なく使えると思いますし、混合肌の方も問題なく使えるでしょう。
この製品はカバー力が弱めなので、私のような吹き出物肌では単独では使いづらいです。そのため、私はCCクリームを塗る前にコンシーラーで下地を作り、水を含ませたスポンジでCCクリームを伸ばした後、再びコンシーラーでカバーしています。そうすれば、カバー力の心配なく使えますし、顔全体に厚塗りにならないので、肌の質感も自然に仕上がります。
おすすめ 使う前に、シミなどの気になる部分にコンシーラーで下地を作り、使用後も、まだ目立つシミの部分にコンシーラーを重ねると、肌の質感が厚塗りにならず、カバーしたい部分はしっかりカバーできるので、肌が良く見えます。